シャドウバンを回避する”AI画像クリエイターむけ”Twitterの使い方

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TwitterでのDM

こんにちは。九鬼(くき)と申します。
先日、素敵な作品を投稿されているクリエイターさんとこんなやりとりがありました。

TwitterDMにて(許可をいただいて掲載)

たしかにTwitterのセンシティブ投稿についての記事はネットにちらほらあるのですが、これ見ておけばオールOK!みたいなものはなかった気がします。なので、いま時点で私が気をつけていることを実体験ベースで記載しようと思います。

【注意】本記事はTwitterの公式見解ではなく私が個人的にこうしたほうがいいだろうなと感じたことをまとめています。運用は自己責任で。

シャドウバン対策の結論

私のおすすめは、こんな感じです。

  1. 通常の投稿はセンシティブ設定なし
  2. セクシー要素を含む投稿は、画像ごとのセンシティブ設定で「ヌード」を選択
  3. アカウント側で「投稿の全てをセンシティブにする設定」はOFF
  4. 児童にみえる作品は極力投稿しない

以下で仕組みを説明しつつ、解説していきます。

センシティブには2種類ある

200色ではありません。まずはこちらをご覧ください。

センシティブ設定のイメージ

レベル0 センシティブ設定なし

普通の投稿です。

レベル1 アカウント一括センシティブ

よく「センシティブ設定はこちら」という記事になっているものです。

Twitterメニュー > 設定とサポート > 設定とプライバシー > プライバシーと安全 > ツイート

ツイートするメディアをセンシティブな内容を含むものとして設定する

じゃあこれはどこまで意味があるの?と思い、検証しました。ブラウザでシークレットウインドウを開いて、上記にチェックを入れた投稿をみると・・

表示をクリックすると画像が見れます

たしかにいきなり画像が表示されたりはしませんが、「表示」をクリックすると普通に画像がみれました。
つまり、アカウント登録なし年齢確認なしでもクリックだけすれば見れるのがレベル1のセンシティブということです。これあんま意味ない…

レベル2 画像ごとのセンシティブ(ヌード)設定

最後は一番強固なものです。投稿の画面はこちら。

一番強固なセンシティブ設定

投稿画面で画像をクリック > 右上の🚩(旗)ボタン

どれにチェックを入れても効果は同じのようです。では効果を検証していきましょう。前回同じくシークレットウインドウから確認してみます。結果はこちら。

年齢制限のある成人向けコンテンツです。(以下省略)

ログインを押すとアカウント作成に進むので、Twitterアカウントを作って年齢確認をしないと画像が見れません。これはかなりしっかりした閲覧ブロックです。レベル2のセンシティブで投稿をすれば、運営側の責任のもと、画像をみる相手を18歳以上に絞ることができそうです。

解説

通常の投稿はセンシティブ設定なし

当然ですが健全な投稿は多くの方に見ていただきたいのでセンシティブ設定をする理由はありません。

セクシー要素を含む投稿は、画像ごとのセンシティブ設定で「ヌード」を選択

ここ大事です。18歳未満に見てもらいたくないコンテンツはこのチェックを入れて投稿する必要があります。大人の責任です。シャドウバンのリスクを極力減らすのであれば、露出の多いものはこの対応をしておくのが安全です。

デメリットとして、もちろんおすすめ投稿などには流れなくなるので、多くの方に見てもらいたい場合はフォロワーさんにRT等で拡散してもらう必要があります。

アカウント側で「投稿の全てをセンシティブにする設定」はOFF

レベル1センシティブのことです。こちらはいろいろ検証した結果、設定する意味を見つけられませんでした。もしかしたら画像投稿などではなく、別の使い道があるのかもしれません。

児童にみえる作品は極力投稿しない

じゃあレベル2センシティブに設定してガンガンセクシーコンテンツを投稿しようと思った方、基本的には正しいと思います。ただ、児童にみえる作品については規制が極めて厳しいので注意してください。

特に日本人は実年齢に対して若く見られやすいです。取り締まる側からしても、画像がAIかどうかを判断することは今は不可能でしょう。このようにレベル2センシティブを設定したとしても許容されない問題もあるのでご注意ください。

最後に

いかがでしょうか?個人的な解釈も多いので、もっといい方法があればコメントやTwitterで教えてください。もしお役に立ったようならTwitterのフォローRTをよろしくお願いします!

コメント

  1. にっちー より:

    Twitterから来ました。
    何度もシャドーBANされ何度も解除したことあり、研究したことがあります。
    シャドバンのアルゴリズムは「ユーザー信用度・信頼度」みたいなのを算出しているようでした。
    信用度が高ければ、多少のセンシティブ投稿でもシャドバンを食らわないのと、回復期間も少し早いです。

    ・一番肝心なのは「投稿を見る不特定多数のひと」に配慮した投稿かどうか
    (センシティブコンテンツでも、1投稿ごとに丁寧に設定しているとシャドバンされにくいです。通報を受けても、自分から正直に申告設定してあればお咎め無し)

    ・生年月日を固定して電話番号認証すると、アカウントの信用度が少しあがります
    (二段階認証もすると、もうちょっと信用度が上がる)

    ・「センシティブじゃない普通投稿数>センシティブ投稿数」をキープする
    (センシティブコンテンツばかり投稿すると、シャドバンレベルが段階的に上がります)
    ・画像や動画のみの投稿だけでなく、文字だけの投稿も時々つぶやくと、BOT垢判定されにくくなる

    ・フォロー数とフォロワー数の割合も重要
     (フォロー数とフォロワー数の少ない初期垢はアカウント信用度が低いため、1日に何度も連続投稿するとBOTスパム垢判定を受けやすく、すぐシャドバンされます)

    ・フォロー/フォロワーの質も大事で、フォロー数千人以上のアカウントと相互フォローしていくと、アカウントの信頼度が上がります
     逆に、
    (フォローされるのは無制限ですが、フォローできる人数は大体5千人まで。また、一日に100人以上連続でフォローするとBOTスパム垢判定でシャドバンされます)

    ・大量フォローした後にフォロワーを整理して減らすと、スパム行為でシャドバンされる
    ・同じハッシュタグを繰り返し使うことも、BOTスパム垢判定を受けます

    ・シャドバンは約10日~1か月、アカウントを完全放置して何もしなければ回復します。
    (軽度のシャドバンなら、同じシャドバンを受けている人からは見えますが、気になる場合はサブ垢運用した方が早いです)
    (ただ、「アカウント切り替え」を使って、センシティブ垢を複数運用すると同一IPが記録され、商業垢疑惑を受けてシャドバンを受ける割合が高くなります。TwitterBlueを買うか、アカウント切り替え時に毎回ログアウト→ログインすると回避できます)

    要は、自然な投稿を増やしアカウントに人間味を出すことが大事でした

    鍵垢ではどんな投稿をしても不特定多数の目に触れないため、シャドバンされることはなかったです。
    こんな感じでした。

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